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Motoholic by MBK

東生駒Motoholic、 ..日々の四方山話。

冬のバッテリー低下で..

画像は、決算休業直前に始動不良で入庫しました、Yamaha Zeal のスパークプラグです。
ウチには珍しい車種で、開店当時、転倒の修理をきっかけにおつきあいの始まったお客様です。
出先で、スターターは回るのだけれど エンジンがかからなくて 押して帰った ..との事で、急きょ、時間を作って引き上げて調べてみました。

以前に、当店でキャブレターOH、始動不良の原因となっていた電装接触不良手入、スターターモーター コンミュテーター手入、レクチファイア・レギュレーター交換 を実施してある個体で、始動不良の原因が思い当たらず、イグナイターがやられたか ..と思っていたのですが、結局は救援用バッテリーをつなぐとすんなり始動出来、バッテリーの劣化が主たる原因と判断しました。

どうやら、バッテリーの劣化で、スターターモーター使用時にイグナイターの最低要求電圧に達していなかったか、点火コイルの一次波形によるイグナイター電源電圧の乱れを吸収しきれなかったか.. 原因はそのあたりかと判断しました。
詳細に考察するなら、イグナイターの回路に含まれる電解コンデンサーの容量が抜け始めており、電圧変動に耐えられなかったのかもしれませんが、スターターモーターが回るからといって、バッテリーは正常であると判断してはいけない症例でした。

今すぐ予算が無いとの事で、作業は、調査+充電+プラグ清掃+エアフィルターエアブローのみ。 お客様の学生時代からの相棒 Zeal君  彼の押しがけは慣れたものなので、アヤシイと思ったら、とっとと押しがけで始動する事と、出来るだけ早いバッテリー交換(のご注文)をお願いして、納車させていただきました。

画像は、その際、始動前に抜いてみたスパークプラグで、この個体の正常な状態なら、チョイくすぶり気味のキツネ色が、こんなひどい状態でした。(湿っているのは吸いすぎたガゾリンのせいです)
原因は、オイル上がり/下がりもあるのでしょうけれど、ストールまでには至らないスローでの不連続な失火と思われます。
高回転型のFZ250系のエンジン+社外品レギュレーター では、3000rpm以下では殆んど充電せず、オーナー様の手でアイドル回転数を上げられてなんとか稼動していたのですが、アイドル待機の多い市街地で失火を繰り返し続け、電極の温度が上っていなかったのだと予想しています。

 

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イリジウムですが、流石に掃除して間隙調整致しました。

(H)

 

・・・Motoholic(モトホリック)・・・
奈良 東生駒BMW空冷ツイン好きなバイク屋です。
店主は /7系空冷BMWが得意です、ご相談下さい。